【本】買って良かった育児本のレビュー。印象的なフレーズとともにご紹介☆

今日も曇り空の西宮です。

朝から張り切ってピアノを弾く子。
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さて今日は、現在2歳半の娘を育てるにあたって今まで読んできた育児本の中で、これは手元に置いておこうと購入した育児本をご紹介します☆

わが家の育児本

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左上から時計回りにレビューしていきます!

1.初めての育児最新版 新生児から3才までの育児が月齢別にわかる!(たまひよ新・基本シリーズ)/ひよこクラブ編集部

タイトル通り、乳幼児の成長の特徴について、月齢ごとにまとめられています。

あるお子さんの1日のスケジュールや写真など、実例が豊富なのと、月齢ごとのおおよその成長が分かりやすい平易な文章で書かれていて、本当に初めての子育ての参考になりました。

特に娘が1歳半になる頃までは、よくめくっていた気がします。

私の場合、実家も近く、友人に先輩ママもたくさんいて、子育てについていろいろと話を聞いたり聞いてもらったりするのには困らなかったのですが、それでもわが子と全く同じ子どもはいないわけで、「こんなときどうする?」とか、「この月齢でこれってどうなのかな?」とか、ふとした疑問へのひとつの回答をここに求めることができました。

そのほかにも、離乳食のメニューやレシピなど、乳幼児の子育ての基本が満載です。

私は古い版を中古で買いましたが、科学の進歩によって日々育児に役立つ情報も更新されていくので(私が子どもの頃は、1歳未満の子どもにハチミツが危険なんて知られていませんでしたしね)、買うならいちばん新しい版をおすすめします。

2.親と子の「伝える技術」/三谷宏治

たまたま図書館で手にとって読んでみたら、今すぐでなくても今後の子育てに役立ちそうだな、と感じて購入した本です。

この本を読んで、今いちばん実践していることは、
「察しの悪い親になる」こと。

2歳半の娘は、まだまだ文章で話すのはうまくありませんが、たとえば娘が水を飲みたいときは、

娘「お水」
私「お水がどうしたの?」
娘「お水飲みたい」もしくは「お水ください」
私「はい、どうぞ」

というやり取りをしています。

単語だけでももちろん娘の要望は分かるのですが、あえて文章で言わせる練習をすることによって、娘自身がどんどん言葉を覚えていっています。

もうひとつ、この本でぜひ実践したいと思ったことは、「お手伝い史上主義」。
気になる方は、一度読んでみてください。

3.10代のための人間学/森 信三

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こちらも図書館で借りて読んで、娘がもう少し大きくなったときに読んでみてほしいと思って購入しました。

「立腰」への努力、という章と、あいさつと返事の重要性、という章が特に良いです。

西宮市内の阪急系列の幼稚園では、この「立腰」(姿勢を正す)ということを取り入れて保育しているようですね。

わが家からは通いにくいため候補に入りませんが、方針としてはとても良いなと思います。

この作者の方は、とにかく立腰を大事にされて、健康に長寿を楽しむことができたと書かれています。

あいさつ~のところには、

・親への朝の挨拶
・親に呼ばれたときは「ハイ」と返事をする
・席を立ったらイスを入れて履き物を脱いだら揃える

という「人間としての基本」=「躾の三カ条」が書かれており、これにも深く納得。

わが家でも少しずつ実践したいと思っています。

4.子どもを叱る前に読む本ーやる気のある子に育てるには/平井 信義

こちらも新装版が出ていました。
子どもに対してどう叱るか考えはじめた頃に入手。

全体の内容として、「危ないことや他人の迷惑になること以外は叱らないで育てる」という方針の本です。

作者の方は、子どもは本来いたずら大好き→その子の心を育てるために、家の壁やタンスに落書きされても叱らない、障子を破っても叱らないなど(ただし、親が困ってしまうことはやめてねと伝え続ける)、なかなか実行するのが難しいこと(賃貸には特に、、)を実践されています。

この本で響いたのは、叱ることに関してよりも、

「お父さんもお母さんも、子どもに対して謙虚に」
「子どもに素直に「ごめんね」が言える親であろう」

というところ。

子どもと接していてこちらの間違いに気づいたとき、相手は2歳だから簡単にごまかせてしまうと思っても、きちんと謝ること。

ついやってしまいがちなのですが、気をつけたいと改めて思わされました。

5.子育てハッピーアドバイス2/明橋 大二


幼児との日々の対応について、こんなふうにしてみたら?とアドバイスしてくれる本。

この本の中でいちばん印象的だったのは、「これはできないんだ(この子は、今はどうしてもこれが苦手なんだ)、と諦めてみる。」という部分でした。

今2歳半の娘に関しては、生活や遊びの中で、今までできなかったことができるようになる日々の連続なので、こういう思いはまだ味わっていないのですが、自分の子どもの頃を思い出すと、こう思って接してほしかったなという場面がいくつも浮かびます。

全てのことを満遍なくできる人なんていないわけで、でも親としては子どもが将来少しでも楽に生きていけるように、なるべくその理想に近づいてほしいとがんばってしまうのでしょう。

今これはできなくても、今あれはできている。そんなふうに視点をかえて、できるところを伸ばすように心がける、できないことはいったん諦めてみる、というのもありなんだなと気づかされました。

6.子どもの「わがまま」で困ったときの言葉かけ/『PHPのびのび子育て』編集部


主に、2歳~のイヤイヤ期から始まる子どものわがまま、自己主張への対応策についての本。

この本でいいなと思ったのは、

・「生きていてくれるだけでステキなこと!」と考える。命に関わらないなら、たいていのことは見守る、過敏に反応しない。
・「どうして~できないの?」「~しなさい」ではなく、「~してくれたら嬉しいな」と言い換えて伝える。

というところでした。

日々育児をする中で、忙しいとき、時間がないとき、疲れているとき、何度も「もう!何でそんなことするの!」と怒鳴りたい気分になることが多々あります。

そういう、自分を何とか落ち着かせようと一拍置きたいとき、上の文章を思い出せると、「ああ、そうだった」となれます。

下の文章は、毎日言い換えをがんばっているうちに自然と言えるようになってきて、娘の顔もそのたびに嬉しそうな顔をしてくれるので、今後もぜひ続けたいものです。

***

以上、今わが家にある育児本のレビューでした!

なお、今読んでみたい本は、
「心の基地」はおかあさん やる気と思いやりを育てる親子実例集 (新紀元社の子育てシリーズ)/
平井 信義

『子どもを叱る前に~』と同じ作者の本です。

「心の基地」という呼び方にグッときています。
まずは図書館で予約してみようと思います。

落ち着いて読書する時間はなかなか取れませんが、読みたい本はたくさんあるので、リストアップして少しずつ読んでいきたいです。

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