2022年、今年もよろしくお願いいたします!
今年はもっとコロナが落ち着いて、気兼ねなく遊んだり出かけられるようになってほしいです。今また急増して厄介な時期ですが、いつかは抜けるトンネルと信じて。
さて先日、なかなか見られないものを見てきたのでレポしたいと思います!
豪快!名塩八幡神社のとんど焼き
とんど焼きとは
とんど焼きは、小正月(こしょうがつ、1月15日)に、正月飾りやお守り、お札などを燃やす火祭りのことです。
今年、2022年の名塩八幡神社のとんど焼きは、1月10日㈪に行われました。祝日である成人の日に合わせて、帰省者などなるべくたくさんの人が見られるようにしているのかもしれません。
名塩八幡神社のとんど焼き2022
4時頃神社に到着すると、消防車が何台も神社まわりにとまっていました。
大がかりな火祭りを予感させてくれ、寒いなか期待も高まります。
神社の駐車場へ続く階段を登りきると、大きなとんどが駐車場中央に作られていて、その周辺の樹木に消防車がひたすら放水していました。
100人はいそうな見物客が、そのまわりをぐるっと囲んでいます。
まずは神社の拝殿において行われている神事を見に行きました。
拝殿は、神社の駐車場から急な階段を登ったところにあります。
神事のあと、松明係の5人の松明に順に火が灯されていきます。
5人の松明係は一番から五番の番号で呼ばれ、一番!と呼ばれると、「おう!」と叫んで前に進み、松明を種火にかざしていました。
最近のイベントでは滅多にお目にかかれない厳粛な雰囲気で、見物客もみな静かに見守っていました。
すべての松明に火が灯されると、宮司さんを先頭に駐車場へと降りていきます。
駐車場に作られた大きなとんど焼きのまわりを、宮司さんと松明係5人がぐるぐるまわります。
そして、ついに松明ごと、とんどに火がつけられました。
とんどに火がつくと、地元消防団の服を着た人々が、正月飾りやお守りが入っていると思われるたくさんの紙袋を、袋のまま、ぼんぼんととんどのまわりに積み上げていきます。
はじめは小さかった火も、どんどん大きくなっていき、、、
最終的にはこんなことに。
火の勢いが強く、また風が吹いていたので、とんど焼きが始まってから中止されていた周辺の樹木への放水が再開されていました。
とんどに火がつけられたのはおよそ4時半頃、放水再開が5時頃でした。
ほとんどの人がまだとんど焼きを見守っていましたが、帰りの混雑を避けるために早めに引きあげました。
ちなみに、お子さん連れの人も数組ありましたが、みな静かにこの神事を見守っていました。
地元の方々の大切な行事なので、子どもが静かにできない年齢のうちは子連れでない方が良さそうです。何より寒い中での行事のため、あまり低年齢だと風邪を引いてしまうかも。。
アクセス
名塩八幡神社は、JR西宮名塩駅から徒歩10分程度の場所にあります。
普段は駐車場(数台程度)も参拝客に開放されています。
今回のとんど焼きに際し、駐車場について神社へ問い合わせたところ(朝4時開始の神事なので、電車は使えず)、神社の駐車場は関係者のみの使用、一般には最寄りのJA兵庫六甲名塩支店の駐車場が開放されるとのことでした。
JAからだと徒歩5分で神社に着くので、大変ありがたかったです。
ただし毎年使わせてもらえるとも限らないため、都度確認が必要です。
最後に
例年は秋にだんじり祭りも行われているようです。
昔ながらの狭い道を西宮名塩駅あたりまで曳き廻すそうで、見応えありそう!
今年の秋、コロナが落ち着いていれば開催されるかもしれません。
なお、このとんど焼きの件を西宮の情報サイト「にしつー」に写真付きで情報提供したところ、そのうち記事にするそうなので、楽しみです☆