【出産レポ】二人目をソフロロジー式出産法で産んでみて。初産もこれで産みたかった!と思ったくらい、おすすめです☆

今日も日中は暑いくらいだった西宮です。

でも朝晩は涼しくなってきて、ようやく秋だな~とも。

さて今回は、二人目の産後、まわりからよく聞かれる「ソフロロジー」についてです。

ソフロロジー式出産レポ。

ソフロロジー式出産法とは?

簡潔に言うと…

短く吸って長く吐く呼吸で心身をリラックスさせ、陣痛開始から赤ちゃんが出てくる最後の最後まで、いきまずに呼吸法のみで出産する出産方法

です。

*お産の一番最後、赤ちゃんが産道を通るあたりでは、先生の合図で頭をおへその方に向けるように上体を起こしつつ、ながーく息を吐くことで、いきまなくても腹圧がかかり、赤ちゃんが降りてきます。

*上体を起こすといっても、分娩台は最初から斜度がついており、しかも分娩台の両脇に付いている取っ手を持つので、上体を起こすことそのものは全くしんどくありません。

ソフロロジーの呼吸法

私の産院でのやり方はこうでした。

①鼻から3~4秒息を吸う

②口から6~7秒かけてゆっくり細く長く息を吐く

これだけ!めちゃくちゃ簡単です。

不規則な前駆陣痛が始まったら、陣痛がきたときにとにかくこの呼吸の仕方で陣痛の波を乗り切る、それだけでした。

ソフロロジーのおすすめなところ

今回、実際にソフロロジーで産んでみての感想です。

・いきみ出産よりも圧倒的に体力の消耗&体へのダメージが少なかった!ので、産後一時間くらいで復活できた。筋肉痛なし!(第一子のいきみ出産の時に比べてあまりにも楽に感じて、産後ハイの状態になったくらい)

陣痛到来中、吸って吐く呼吸の回数に集中することで、ただただ陣痛の痛みに耐えるだけよりも、格段に楽だった。

・「いきまなくていい、いきまなくてもながーく息を吐いているだけでお産は進みます」と言われていたので、静かにリラックスした精神状態でお産に臨めた。

・微弱陣痛にならず、促進剤を使わずに産めた。(第一子の際は、微弱とはいえ襲い来る陣痛のなか、朦朧とした意識で促進剤使用契約書にサインしました…)

赤ちゃんが産道を降りてくるニュルニュルした感覚が分かった…!(ここがお産の中でも最高にめちゃくちゃ痛いのですが、それでも「うおー!今まさに通ってる!!」と分かって感無量に。。)

・後陣痛がなかった。(ただし、私の場合第一子のいきみ出産時もなかったので、体質かも?)

出産直後に「これならもう一回出産してもいいかも(つわりはイヤだけど)」とまで思えた。(第一子のいきみ出産が個人的にしんどすぎたので、なかなか第二子に踏み切れなかったのとえらい違い)

お産は個人差が激しいので、人の数だけ内容も感想も違いますし、産婦人科の先生の腕にもよると思いますが、私の今回の場合はこうでした。

↑産院入院中の第二子(息子)。今と全く別人…。

こう考えたら陣痛も乗り切れる!

助産師さんに言われてとても心強かったのが、

「どんな陣痛も50秒以上は続かないから。50秒でいったん痛みが止まるの。つまりソフロロジーの呼吸(鼻から4秒吸って口から6秒吐く)を5回したら、陣痛がいったん止まると思ったら、がんばれそうじゃない?」

ということ。

このことばを噛みしめて前駆陣痛~出産まで臨んだところ、自分でも驚くほどうまくいきました。

規則的に本陣痛がきているときも、呼吸に集中して呼吸の数を数えていたら、痛みから気持ちがそれてくれました。

よく聞かれる質問

短く吸って長く吐く呼吸だけで、本当にお産が進むの?
私も産前、これが一番半信半疑だったのですが、いざ陣痛が始まってこの呼吸法で挑んだら、本当に呼吸だけでお産が進みました!

よく聞くような階段上り下りもせず、分娩台でひたすら陣痛をやり過ごしていましたが、先生登場(産まれる30分前くらい)まで全くいきみませんでした。

先生が登場して分娩台をお産の形にしてからは、早く出したい一心で陣痛のたびに勝手にいきんじゃいましたが。。

ソフロロジーは最後までいきまない出産法ですが、先生も助産師さんたちも「いきむな」とは一度も言いませんでした。

ただ、「目を開けて」「呼吸を止めないで」とだけ繰り返し言われました。

ソフロロジーで産んだら赤ちゃんがピンク色で産まれるって本当?
本当らしいです!

残念ながらわが子はピンクではなく、いきみ出産をした第一子のときと青黒いような色でしたが…。最後いきむとき、どうしても呼吸を止めてしまいがちになったからかと。

母体が呼吸することでへその緒から赤ちゃんへ酸素がいくので、最後までしっかり酸素を送ってあげられたらピンク色の赤ちゃんに会えるそうです。

最後の最後まで、呼吸を止めずに産んだ友人の話では、きれいなピンク色の赤ちゃんが出てきて感動したそうです。その友人も、同じソフロロジーでも第一子のときは青黒い赤ちゃんだったそうなので、「出産も回数ごとに上達するのかもね~」と笑っていました。

うちの産院ではソフロロジーやってないんだけど、自分だけでもできる?
できます!

もちろん、ソフロロジーを取り入れている産院などで事前に講習を受けて分娩するのがベター(イメージもしっかりできるようになるし、疑問点も産科医や看護師に直接聞けるため)ですが、自分で本やDVDで学ぶのも全然ありです。言ってしまえば呼吸法だけなので。

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ソフロロジー専用の音楽って必要?
私の場合、心身をリラックスさせやすいようにと、産院からソフロロジーのCD(ヨガなどで使われていそうなヒーリング系ミュージック)を講習時にもらって家で聴いていましたが、本番の陣痛が始まると音楽など耳に入らないので(アロマの香りしかり)、特に必要なかったなとも思います。

ただ、産前に出産時のイメトレをするのには良かったです。音楽を聴きながら呼吸の練習をしておくと、実際に前駆陣痛が始まったときにすぐソフロロジーの呼吸に切り替えることができたので。


↑最近、ずりばいを始めました。

さいごに。どんな出産法でも、これだけは全力でおすすめしたいこと

体は常にリラックス、つまり脱力させておくこと!
陣痛は自分の体が壊れるかと思うような痛みなので、つい全身に力を入れて我慢したくなりますが、少なくとも陣痛がおさまっているときには全身脱力しておきましょう。

それだけでも産後の筋肉痛がめちゃくちゃ楽になりますよ。もちろん、陣痛時にも脱力できたらそれが一番です!

このレポが、これから出産に臨む皆さんにとって少しでも参考になりますように…。

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